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講座で学んだことのアウトプットとして記事を書いています。①話はこちら
今回は「頭の中を整理して言いたいことを伝えるために」についてまとめていきます。
まずは「頭の中を整理できているか度チェック」をやってみてください。
・話し出す前に、伝えたいことの意図や目的を把握している
・自分流のコミュニケーションのコツがある
・「いつ・どこで・だれが」を明確にして話すようにしている
・よく話が分かりやすいと言われる
・何が重要なのかを、話す前に意識できている
・大事なことは先に伝えるようにしている
・突然の質問にもちゃんと考えてから答える
・SNSに投稿するときは、読む人がどう感じるかを意識している
・見聞きしたことを、誰かに話すのが好きだ
・友達同士の話が脱線すると、軌道修正が出来る
チェックが多いほど、頭の中がスッキリと整理できているということ。
なぜ言いたいことがちゃんと伝わらないのか?原因
話がなかなか伝わらない理由の一つに「話に脈略がない」ことが挙げられる。
今まで話していたことが突然別の話に変わってしまったり、「○〇の方がいいに決まってる」と意見を主張するけれど、なぜそれがいいのか説明が抜けていたり。
話の前後関係がわからないから、言いたいことが伝わりにくくなってしまう。
「何を伝えたいのか」「なぜそう思うのか」をわかりやすく伝えることが、スムーズにやり取りするポイント。
わかりやすく話すためには、話し出す前に頭の中で情報を整理しておくことが大切。
私たちの思考は2方向に分けられるという
人は1日に何千、何万もの思考を繰り返している(びっくり!)それらを分類すると、具体的思考と抽象的思考とに方向性が分けられるという。
具体的思考
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」の4W1Hや、「例えば」「具体的には」などの視点から考えること。あることを細かくわけていく感じ。
〈メリット〉
・頭の中のイメージが明確に
・物事を達成するためにするべきことがハッキリする
・イメージが明確になることで叶えたい気持ちがより高まる
抽象的思考
広い視点で物事を大きな概念で考える。複数の共通点を見つけてまとめていく感じ。
〈メリット〉
・大きな視点で捉えることで、物事の本質や本当に大切なものがわかる
・物事の本当の目的や意味が明らかになることで、動機づけになる
・目的と手段が区別できて、目的のための選択肢が広がる
・自分の特性や個性を知ることが出来、自分の軸が定まる
言語化して頭の中を「見える化」が効果的
具体的思考と抽象的思考を両方向からバランスよく行うには?
頭の中の整理が苦手…という場合、まずはノートに書き出してみると良さそう。
書き出すのはまず「〇○したい」と言葉になっている部分から。
次に「いつ・どこで・だれが・何を・どのように」などの具体的な内容を。
それから言葉になっていない目的・意味を明確に。「それにより何が得られるのか?」
書き出すことで、客観的に頭の中の整理が出来、新しいヒントやアイディアなどが浮かび、問題を解決する手助けにも。
・考えがまとまらずモヤモヤするとき
・取り組んでいることの目的がぶれているように感じるとき
・やることは決まっているのに、何から進めてよいかわからないとき
など、書き出してみると、何でそう思うのかの原因がわかったり(自分でも気づいていないことだったりする)新しい発見やひらめきが得られる。

なんかいろいろ難しそうだけど、頭の中を整理するにはいい方法だね。
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一話はこちらからどうぞ
「具体的思考」と「抽象的思考」は、物事の捉え方が逆らしい。
人は、物事を両方向から捉えていると意識できれば、目的を見失わないための思考力や、目的を実現するための方法がひとつではないと気づけるようになるとか。なるほど…